2023年残暑の中、カメムシが大量発生してうざい!!との声が多く上がっています。
普通に歩いてて、カメムシいっぱいいると、臭いが移りそうで嫌だし、洗濯物について嫌な臭いがしたり、家の中に入ってきたり…。
虫嫌いには特にうんざりなのですが、いつこの悪夢は終わるのか調査してみました。
カメムシが大量発生が終わりを遂げるのはいつ
カメムシの大量発生が終わるのはおおよそ10月半ばほどです。
カメムシの大量発生が終わるのは、以下の2つの条件が満たされたときです。
- カメムシの産卵が終わる
カメムシは、5月下旬から8月頃に産卵します。この時期は、成虫のカメムシが活発に活動するため、大量発生することがあります。産卵が終わると、成虫は越冬のために活動を終え、数が減っていきます。
- カメムシが越冬できる環境がなくなる
カメムシは、越冬のために暖かい場所を探します。10月頃になると、気温が下がるため、カメムシは越冬できる場所を求めて移動します。この時期になると、カメムシの数が減っていきます。
したがって、カメムシの大量発生が終わる時期は、一般的に10月頃と考えられます。ただし、地域や気候によっても異なるため、注意が必要です。
また、カメムシは、1年で2回発生する種類もあります。この場合、2回目の産卵は、10月頃から翌年の4月頃にかけて行われます。そのため、2回目の産卵の時期になると、また大量発生する可能性があります。
カメムシの寿命はどれくらい?
カメムシの寿命は、種類によって異なりますが、一般的には1年程度です。
カメムシは、卵から孵化した後、幼虫を経て成虫になります。成虫になると、産卵して繁殖します。その後、気温が下がると越冬のために活動を終え、寿命を終えます。
ただし、中には1年半程度生きる種類も存在します。また、温暖な地域では、一年中活動する種類もあります。
誰でも簡単!カメムシの撃退法!
カメムシのハードルの低い撃退法としては、以下のようなものが挙げられます。
- カメムシの嫌いな香りで撃退する
カメムシは、ミントやレモングラスなどの香りを嫌います。これらの香りを揮発させておけば、カメムシが寄り付きにくくなります。
具体的には、以下の方法が有効です。* ハッカ油やレモングラスの精油を水で薄めて、スプレーボトルに入れて吹きかける。 * ハッカ油やレモングラスの葉を置いておく。 * ハッカ油やレモングラスの入浴剤を使う。
- カメムシが嫌いな環境を作る
カメムシは、温暖で湿度の高い環境を好みます。そのため、以下の方法でカメムシが寄り付きにくい環境を作りましょう。* エアコンや暖房器具の使用を控える。 * 室内の湿度を下げる。 * ベランダや窓に、雨水が侵入しないようにする。
- カメムシを捕獲する
カメムシが大量に発生していない場合は、捕獲器を使って駆除するのもひとつの方法です。
具体的には、以下の方法が有効です。* 牛乳パックやペットボトルに、酢やオリーブオイルを入れ、ベランダや窓の外に置いておく。 * カメムシが好む光やにおいを仕掛けた捕獲器を利用する。
手作りの捕獲をする人も!
スマホのライトを下から照らしてもよいですね!
これらの方法は、比較的ハードルが低く、簡単に取り組むことができます。また、殺虫剤を使わずに撃退できるのもメリットです。
なお、カメムシは、体液に臭いがあるため、潰したり、体液が床や壁に付いたりすると、臭いが残る可能性があります。駆除の際には、十分に注意しましょう。
カメムシの嫌な臭いを簡単に取る方法4選!
カメムシの臭いは、体液に含まれるトランス-2-ヘキセナールという物質が原因です。この物質は、油に溶けやすい性質があるため、油で落とすことができます。
具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 衣類や布製品に臭いが付いた場合は、中性洗剤で洗濯した後、オリーブオイルやサラダ油をなじませて洗うと、臭いが落ちやすくなります。
- 家具やカーペットに臭いが染み付いている場合は、消臭スプレーやアルコールスプレーを吹きかけ、その後、乾いた布で拭き取ります。
- 手や体に臭いが付いた場合は、オリーブオイルやサラダ油をなじませて洗うと、臭いが落ちやすくなります。
また、臭いが気になる場合は、以下の方法も試してみてください。
- スチームアイロンで熱を当てる
カメムシの臭いの成分は揮発性であるため、熱を当てると臭いが飛びます。スチームアイロンで熱を当てると、臭いが落ちやすくなります。
- 消臭剤を利用する
市販の消臭剤や、コーヒーや酢などの天然の消臭剤を利用するのも効果的です。
- 換気をする
換気をすることで、空気中の臭いを外に出すことができます。
カメムシの臭いは、時間が経つと落ちにくくなるため、早めに対処しましょう。