菅沼菜々選手の病気(広場恐怖症)の発症はいつから?
菅沼菜々選手は広場恐怖症を患っていると公表しましたが、いつから病気に悩まされているのか気になりますよね。
菅沼菜々選手は広場恐怖症ですが、特に飛行機や電車などの閉鎖された空間や人混みの中で症状が出やすいようでした。
公表したのは2020年
菅沼菜々選手は広場恐怖症の病気であることを公表したのは2020年にメディアのインタビューにて、公表されました。
初めに発症したのは高校の通学中
菅沼菜々選手は広場恐怖症を初めて発症したのは17歳の高校2年生の時です。
当時、高校2年だった2016年、菅沼菜々選手は高校への通学中、いきなり電車に乗ることに恐怖を覚え、そのまま学校へ行けなくなってしまったのだとか。
しかし翌年の高校3年製の時には、学校に通うことができ一時は回復したと思われました。
しかし、2年後の2018年、プロ入りして直後から症状が再発し新幹線や飛行機など長時間の移動に症状が出てしまっていたのだそう。
のちに詳しく解説しますが、菅沼菜々選手の患う広場恐怖症は17歳ごろに発症することが一般的に多いようです。
菅沼菜々選手の発言を考えると、確かにその症状がでる時期と当てはまってるようです。
【セルフチェック】広場恐怖症とは?判断基準
広場恐怖症とはいったいどんな病気なのでしょうか?
広場って言われると公園や草原などをイメージするけど、ゴルフって『大きな広場』でプレイするイメージだけど・・・
- 以下の5つの状況のうち2つ以上で、強い恐怖または不安を感じる。
- 公共交通機関の利用
- 広い場所にいること
- 閉鎖された場所にいること
- 列に並ぶこと、または人ごみの中にいること
- 家の外に一人でいること
- これらの状況を積極的に避ける、または同伴者を必要とする。
- これらの状況を避けることで、日常生活に支障をきたしている。
- これらの状況を避けることによる恐怖または不安が、現実的な危険と釣り合っていない。
これらの基準を満たす場合、広場恐怖症と診断されます。
広場恐怖症は、パニック障害の一種です。パニック障害とは、予期せぬパニック発作が起きることで、日常生活に支障をきたす病気です。広場恐怖症では、パニック発作が起きたときに逃げることができない、または助けが得られない場所や状況を恐れます。
広場恐怖症の治療には、薬物療法と心理療法があります。薬物療法では、抗うつ薬や抗不安薬が用いられます。心理療法では、認知行動療法が効果的です。
広場恐怖症は、適切な治療を受けることで改善することができます。
父母(家族)からの遺伝以外にも要因はある
広場恐怖症は遺伝できな要素と環境や個々の気質からの要因があるようです。
広場恐怖症は遺伝的な要素も強いと言われてもいますが決してそれだけではないようです。
広場恐怖症の遺伝率は61%であり、様々な恐怖症のうちもっとも遺伝負因が大きいとされています。
十三メンタルクリニックより
遺伝率61%って結構高い確率と言えそうですね。
遺伝以外の要因には以下のものがあります。
気質の要因
もともと、物事に関する不安が大きい人や、否定的な考え方に陥りやすい人は、その気質から発送することも多いようです。
環境の要因
幼い頃に大きなショックや愛情を感じられないなど(または過保護)などの環境要因から発症する人もいるようです。