【子持ち様】という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
たびたび、SNSなどで話題になる、【子持ち様】ですが、どんな意味で使われ、どんなニュアンスで誰が使っているのか調査していきたいと思います。
【子持ち様】の意味とは何?
『子持ち様』とは、その名の通り、子供がいる人のことをになりますが、『様』には少し皮肉の意味も込められているようです。
例えば、子持ちの主婦が仕事をしている場合、子供の病気や行事でやむなく、仕事を休む場合がありますよね。
そんな時に『いつも、子持ち様は…』などと、お肉の意味を込めて、丁寧に『子持ち様』と言われる場合があります。
皮肉を込められる意味として、独身の人や、家庭を持ってはいるが、子供がいない人が同じ職場で働いている場合、
子持ちの人が急に仕事を休んだり、早退したりすると、そのしわ寄せが、自分たちにやってくるのが、やや困り事であることからです。
確かに、夏休みや盆・正月ゴールデンウィークなど長期休暇になると、子供たちも休みになるため、子供がいる人は、なかなか仕事に出られないと言うケースはよくありますよね。
『子連れだけ自分勝手にしてずるい!』
『しかも、その理由を当たり前のように使う!』
『果たしていつもその理由は本当なの?都合よく使ってるんじゃないの?!』
と言うような気持ちが働いてしまうことに起因します。
【子持ち様】の職場で偉そう!嫌われる理由は何?対策方法はある?
【子持ち様】といっても、すべての子を持つ人たちに向けられる言葉では、ありません。
『子持ち様』として、嫌われてしまう理由は、以下のような内容です。
- 子供の病気や、高熱を理由に、仕事を突然休む
- それらが頻繁にあって目に余る
- 他の人にしわ寄せが言っても、子供が病気だから仕方ないじゃんと言うような横柄な態度
- 他人が子供の行事について注意をしたら、それに言い返す
など、世間では子供がいれば、何でも許されるのかと言う感情から【子持ち様】認定されてしまうようです。
もちろん、子供の病気や高熱、土日祝に行われる学校行事等には参加される親御さんも多いでしょう。
特に、仕事などを突然お休みする場合も、致し方ないですが、病児保育に預ける、おじいちゃんやおばあちゃんに見てもらうなどの、対策も必要です。
あとは、もし子供の病気や突然の熱など、やむを得ない状況で、仕事を休んだり予定をキャンセルしたりする場合は、感謝の心を忘れないことが大事です。
穴埋めをしてくれた人に感謝し、余裕があれば、自分も代わってあげるなど、職場で円滑な関係で入るために、配慮も必要です。
さらに、職場環境では『子持ち様』を作らないために、人員の増加や、仕事量の調整が必要です。
これは、職場の上司がしっかりリードしていく必要があります。