ニュースの概要をわかりやすく
昨年11月に和歌山市で開かれた自民党青年局近畿ブロック会議の懇親会で、露出度の高い衣装を着た女性ダンサーが招かれていたことが発覚しました。
参加者には国会議員や地方議員など約50人がおり、ダンサーに口移しでチップを渡すなどの行為も確認されました。会議の運営は自民党和歌山県連が担当し、費用は党本部や県連が支出したとのことです。公費が使われた可能性も指摘されています。
もしダンサーがパフォーマンスをしたとしても、このような場で口でチップを渡したり、普通はしませんよね。
女性ダンサーは2回登場しおじさんを楽しませた
「こんな余興があるとは知らず、ぼう然とした。これはまずいと思いながら、手拍子するしかなかった」と府議は回答しました。
この府議によれば、ダンサーは2回登場し、初めの露出度はそれほど高くなかったものの、参加者が酔い始めた2回目には、下着のような露出度の高い衣装で登場したとのことです。
こういうニュースを聞くと、やっぱりおじさんたちを楽しませるために女性を呼んだのかなあと思ってしまいますよね。
辞任する議員も
この問題に関連して、自民党青年局の藤原崇局長と中曽根康隆局長代理が辞任する意向を固めたことが、8日、複数の自民関係者から明らかにされました。露出の多い衣装をまとった複数の女性ダンサーが参加するなどした会合に、自民党の若手議員らが参加していた事が引き金となったようです。
懇親会に呼ばれた歌劇ダンサーは誰?
産経ニュースより
懇親会に招かれたのは「世界的に活躍するダンサー」で、その具体的な名前は明かされていません。彼女たちは音楽に合わせてステージや宴席のテーブル周辺で踊り、参加者とのボディータッチなどを行っていました。
以下に、現在把握しているダンサーについての情報をリスト形式でまとめます。
- 出演者は5人のダンサーでした。
- 彼女たちは最初は通常の衣装で舞台に登場しました。
- 約2時間後には、水着のような露出度の高い衣装に衣替えしました。
- その後、ステージから降りて議員たちの間でパフォーマンスを展開しました。
- パフォーマンス中には、チップを口移しで受け取るなどの行為も行っていました。
- これらのダンサーは世界的に活躍しているとされています。
- パフォーマンスのスタイルはゴーゴーダンスとされています。
ダンサーの国籍は公表されていませんが、海外から招聘した場合は通常情報が出るはずなので、恐らくは国内のダンサーであった可能性が高いです。
世界的に活躍するダンサーということであれば、そのパフォーマンススタイルや過去の演出などを調査することが可能でした。そのため、過激なパフォーマンスを狙って招待した可能性も考えられます。ただし、その確認作業が適切に行われていなかった、またはパフォーマンスの内容についての認識の齟齬があった可能性もあります。
世間の声
この件については、一部関係者から強い批判が寄せられています。会議の企画運営を務めた川畑哲哉県議は「多様性の表現として出演を依頼したが、真摯に受け止めている」とコメントしています。一方、和歌山県連幹事長の山下直也県議は「こんな余興が準備されているのは知らなかった」と述べ、何らかの対応を検討しているとのことです。